【徹底考察!】スポーツ選手が筋トレする意義について

2025
04
30
【徹底考察!】スポーツ選手が筋トレする意義について
ライター
まちょたま
筋トレ大好き
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まっちょを目指す20代男性です。 筋トレの素晴らしさに気づき筋トレざんまいの日々をおくっています。 人生を変えるにはトレーニングが最高だと確信しています。 トレーニングや食事、フィットネスについて自分の知見や学んだことを日々発信しています。 みなさんに少しでも筋トレの素晴らしさを伝えたい! 記事を読んで少しでも興味をもったら実際にやってみましょう! ”最初の一歩は動き出してからの1万歩よりも価値がある”
目次

みなさんこんにちは。

3度の飯と筋トレが大好きまちょたまです。

「スポーツ選手にとって筋トレは必要なのか?」この問いに、あなたはどう答えるでしょうか。

おそらく多くの人が「必要だろう」と答えるはずです。ただし、その理由について深く考えたことはあるでしょうか?「筋肉をつけるため」とか「パフォーマンス向上のため」といった回答はよく聞きますが、筋トレの本当の意義はそれだけではありません。

特に中高生の部活動において、筋トレについて本当に正しい理解がされているか疑問です。

私自身高校まで野球部に所属して筋トレなどは行なっていましたが、今の知識量から考えると、知識も筋力もまるで足りなかったなと思っています。

もっと早くに筋トレについて正しく知って、トレーニングしていればもっと選手として輝けたのに。そんな思いがずっとあります。

今回の記事ではそんな筋力不足によって自分自身の本来のパフォーマンスを発揮できない、そんな人を1人でも減らすために書きました。

スポーツにおける筋トレとは、単なる力の強化だけでなく、競技力全体を底上げするための土台であり、時に選手としての“哲学”にもつながるものです。今回は、スポーツ選手が筋トレを行う理由と、その深い価値について掘り下げていきます。

筋トレの基本的な意義

筋トレ=筋肉を大きくする、というイメージは根強いですが、それはあくまで一部です。スポーツ選手にとっての筋トレの意義は、もっと多面的です。

まず大前提として、筋力が高まれば、身体を動かすパワーの源が強化されます。これによりスピードや瞬発力、持久力など、あらゆる運動能力の基盤が底上げされます。また、筋肉がしっかりと関節を支えることで、怪我のリスクも大きく下がります。とくにコンタクトの多いスポーツでは、衝撃に耐えうる身体づくりが競技寿命を左右することも。

競技ごとの特性に応じた筋トレも重要です。例えば、サッカー選手は下半身の瞬発力とバランス感覚、バスケットボール選手はジャンプ力と体幹、野球選手はスイングに必要な体幹と肩周りの強化。目的を持った筋トレこそが、パフォーマンス向上への近道です。

競技パフォーマンスへの具体的な影響

実際に筋トレが競技にどう影響するのか、具体的な例を見てみましょう。

短距離走の選手は、スクワットやデッドリフトを中心とした下半身トレーニングによって、スタートダッシュの爆発力を高めています。わずか0.1秒を争う世界において、この差は致命的な違いになります。

サッカー選手においては、体幹トレーニングやヒップスラストによって、相手選手との接触プレーで負けない身体づくりが行われています。技術が同等なら、最後はフィジカルの差が勝負を分ける場面が多いのです。

また、筋トレによって動作の安定性が増すため、フォームのブレが少なくなり、技術的な習得や維持にも好影響を与えます。つまり、筋トレは単に力をつけるためでなく、「技術を活かす土台」として欠かせない存在なのです。

技術に筋肉が重要な理由の例を示します。例えば、車が2台あったとします。1台は最高速度が時速60kmの車と最高速度時速150kmの車です。これらの車が制限速度60kmの道路を走っていたとします。どちらも制限速度の60kmまで速度を出すことが可能ですが、みなさんはどちらの車に乗りたいですか。やはり、最高速度150kmの車ですよね。たとえ速度は60kmしかださなくても、安定性や快適性や加速性能などが段違いだからです。公道の制限速度以上に車の最高速度が設定されているのはそういう理由です。

テレビやスピーカーなどの音量も同様です。ほとんどマックス音量で聴くことはありませんが、より大音量で流せるように設定することで小さな音量の安定性が増すのです。

このように肉体以外の機械などでも余裕をもたせるために普段発揮する能力以上の能力を備えているのです。これは人体にも全く同じことが適応できます。

より強く、より速く動ける体をもっていたほうが、丁寧に動いても大きな出力が発揮できるのです。また、少し余力をもって動けるので関節や靭帯への負担も軽減できます。

このように筋力をつけるということは、単にパワーを発揮する以外にも技術面でも大きなアドバンテージがあるということがわかります。

メンタル面・習慣面の効果

筋トレの効果は、身体能力だけにとどまりません。

トレーニングを継続することで、自己管理能力が養われます。毎日の積み重ねが重要な筋トレは、ルーティンの確立や目標達成のプロセスを学ぶ絶好の機会です。これは試合や本番のパフォーマンスを支えるメンタル面にも大きく影響します。

筋肉をつけるためにはハードなトレーニング、質のいい食事、しっかりとした睡眠時間が何よりも大切です。これらの要素は筋肉にとっても良いことですが、そもそもの体のコンディションを整えることにとても適しています。

メンタル面でも好影響です。筋トレを通じて「自分を高めている」という感覚が得られることで、選手としての自己肯定感やモチベーションも上がります。たとえ調子が悪い時期でも、「筋トレだけはやっている」という自己信頼が支えになることもあります。

「自分よりもスクワット上がるやついるか?」という問いかけは自分の自信を最高に高めてくれます。

筋トレは、身体と心の両方を鍛える“二重構造”なのです。

トップアスリートの筋トレに対する姿勢

世界のトップ選手たちは、筋トレを単なるトレーニングの一環ではなく、「自分を整える時間」として大切にしています。

例えば、サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドは日々のトレーニングに非常に厳格で、自宅にもトレーニングルームを設け、徹底した自己管理を続けています。彼にとって筋トレは、肉体の維持はもちろん、プロフェッショナルとしての意識の表れでもあるのです。

彼のあまりにもストイックな姿勢は他のチームメイトをドン引きさせるほどですが、それほどまでに体を鍛えるということは彼にとって重要なことなのです。

また、大谷翔平選手もオフシーズンの筋トレに力を入れており、単なる筋肥大ではなく「競技動作に直結する筋力」を意識したメニューを組んでいます。彼の筋トレは科学的でありながらも、明確な目的を持って取り組まれている点が特徴です。

トップ選手は筋トレを「やらされるもの」ではなく、「自分を高める道具」として捉えているのです。

まとめ

筋トレは、スポーツ選手にとって単なる“筋肉づくり”の手段ではありません。

それは、競技パフォーマンスの土台であり、怪我を防ぐ盾であり、自己を律する習慣であり、自信を育てる手段でもあります。そして、トップに立つ選手たちは、その意義を深く理解し、自らの競技人生に筋トレを組み込んでいます。

スポーツに真剣に向き合うすべての人にとって、筋トレとは“本質”を捉えるための一歩。日々の積み重ねが、未来の自分を創っていくのです。

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