本屋に行くとあらゆるジャンルの自己啓発本やビジネス書が並んでいます。
自分の人生このままでいいのか。少しでも改善したい。
でも、いろいろとありすぎて何から読んだらいいかわからない。
そんな人に向けて最強の自己啓発本を厳選に厳選を重ねて5冊に絞りました。
非常に有名な本ばかりになりましたが、多くの人に読まれているということはそれだけ価値があるという証明にもなります。
これらを読めば、世界の見え方がまるで変わって見えることを断言します。
まずは、購入して読むところからあなたの人生は変わります。
嫌われる勇気 岸見一郎
この本は私が今まで読んだ自己啓発本で一番衝撃を受けた一冊です。
この本に出会ったことで、あらゆる出来事の捉え方が変わり、思い悩むことが減りました。
忖度なしで私の中のナンバーワン自己啓発本です。本当に人生が変わったと感じています。
あらすじ
『嫌われる勇気』は、哲学者・岸見一郎さんとライター・古賀史健さんによる自己啓発書で、アドラー心理学をわかりやすく紹介してくれる一冊です。物語は、悩みを抱えた青年と哲人の対話形式で進んでいき、「人はいつでも変われる」「他人の期待に応える必要はない」といったメッセージが次々と語られていきます。
おすすめポイント
私がこの本で特に、感銘を受けたのが「課題の分離」という概念です。
簡単に説明すると、私はあなたを満足させるために生きているわけではない。同時に他人も私を満足させるために生きているわけではない。ということです。
いつも人にどう思われるかを気にしてしまって思うように行動できない。しかし、自分の人生の責任を取れるのは自分だけです。とたえ、親であっても恩師であってもあなたの人生の責任をとることはできません。だから、親や恩師、周りの人間を満足させようと行動するよりも自分が本当にしたいことをする。これがとても大切なことなのです。そのためにどういった心構えや他者との関わりをしていくべきか、それが本書に書かれています。もし、少しでも興味をもたれたのであれば、今すぐ購入をしましょう。
7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー
自己啓発本の金字塔とも言える一冊。世界中で売れまくってもはや読んでいないと教養がないと思われるくらいに有名な一冊です。私はこの本で紹介される7つの習慣を今も大切にしています。
ひとつ問題点としては、非常に文章が長く、表現もかたいので読書に慣れていない人は挫折する可能性が高い点です。
しかし、読んで絶対に後悔はしませんし、読み切ることができたという自信にもなるので初心者こそ最初に読んでもらいたい一冊です。
あらすじ
『7つの習慣』は、スティーブン・R・コヴィーによる自己啓発書で、人生や仕事、人間関係をより良くするための**「原則」**に基づいた生き方を教えてくれる本です。タイトル通り、成功する人が実践している“7つの習慣”が紹介されていて、日々の考え方や行動の軸になるヒントが詰まっています。
この本の特徴は、ただのテクニックではなく、人としての在り方に焦点を当てているところです。小手先のテクニックで相手を利用したり、うまくコントロールしたりするのではなく、時代や環境に関係なく、人として大切なことを実践することを説いています。それが、自分の豊かさへの一番の近道なのです。
おすすめポイント
あなたは自分の人生に主体的ですか。
もし、失敗したこと、思い通りにいかないことを他人のせいにしていた場合、7つの習慣の序盤でつまづいていることになります。自分の人生を変えるためには自分の人生に主体的になり、そして責任をとるところから始まります。
この本を読んだらすぐに変わる、1日で効果がでる、そんな甘い話はありません。変化には苦痛が伴います。しかし、それらを乗り越えた先に新しい自分が待っています。
この本はそんな変わりたいあなたに常に寄り添い、励ましてくれる。そんな一冊です。
原作をしっかりと読むことをおすすめしますが、サクッと内容を頭に入れたいというかたは漫画を使ったまとめ本も出ていますのでこちらもチェックしてみてください。
自分の中に毒を持て 岡本太郎
芸術は爆発だ
そんなキャッチフレーズと共に岡本太郎を覚えている方も多いのではないでしょうか。
もしくは太陽の塔をつくった、なんだか過激なお爺さん。という印象も強いでしょう。
しかし、岡本太郎をただの変わり者の芸術家とだけ認識するのはとてももったいない。実は彼の言葉には私たちを熱く勇気づけてくれるものがたくさんあるのです。それらの言葉をまとめて一冊の本にしたのが、この「自分の中に毒を持て」です。
何かを始めたい、自分を変えたい。そう思っていてもなかなか一歩を踏み出せない方。必読です。
おすすめポイント
岡本太郎はこの本の中で、「常識にとらわれるな」「人と違っていい」「本気で生きろ」といったメッセージを、情熱的な言葉で読者にぶつけます。成功や安定を目指すのではなく、今この瞬間を全力で生きることの大切さを語り、読む人の心を強く揺さぶります。
世の中理屈じゃないんです。みんな理屈をこねてやらない理由を探しだそうとします。やるべき理由が見つからないと嘆きます。でも、そんなもの必要ないんです。己の中の情熱がGOと言っている。やるべき理由はそれだけです。
刺激的でときに過激ともいえる言葉の数々ですが、それがかえって、自分の生き方に迷っている人や、自信を失いかけている人の背中を力強く押してくれます。「自分はこのままでいいのか?」と感じたときにこそ読みたい、まさに魂をゆさぶる一冊です。
DIE WITH ZERO ゼロで死ね ビル・パーキンス
「人生の最後にお金を残すことが幸せとは限らない」という新しい価値観を提案する一冊です。
死ぬ時にはお金もなにも持っていけない。そんな当たり前のことを私たちはつい忘れてしまいます。将来のための貯蓄、何かあったときの備え、今の経済的安定を守る。そういうことに自分の大切な人生のエネルギーを費やしていませんか。将来ももちろん大切です。しかし、それ以上に、今この瞬間こそが最も大切です。
時間やお金についての常識がひっくり返る。そんな清々しい気持ちにさせてくれる一冊です。
あらすじ
著者は、人生で最も大切なのは「お金」そのものではなく、「お金を使って得られる経験」だと主張します。若い時にしかできないこと、中年でこそ楽しめること、老後に必要なこと。それぞれの時期にふさわしい“時間とエネルギー”を意識しながら、最も価値のある経験に投資すべきだという考え方です。
「働いて貯めて、老後に使う」という従来の生き方に疑問を投げかけ、むしろ“人生をフルに楽しみながら、お金もエネルギーも使い切って死ぬ=ゼロで死ぬ”ことが、本当の意味で充実した人生ではないでしょうか。
おすすめポイント
この本での一貫した価値観は、お金は経験を手に入れるためのものであるということです。どんなにたくさんのお金をもっていても、それを使って何かを経験しなければそれはただの紙切れや数字でしかないということです。経験にはいろいろなものがあります。旅行にいったり、美味しいものを食べたり、家族と出かけたりといった大切な経験にお金を使うべきだといっているのです。本書を通して体力、気力、新鮮な感動ができる若いうちにいろいろな経験をする大切さがよくわかります
エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン
99%の無駄を捨て、1%に集中する。
世の中には大切なことが溢れています。
今日の仕事、メール、SNSのチェック、友人とのランチ。それらに追われて気がついたら疲弊している。そんなことありますよね。
しかし、本当に大切なことは少ないです。
本書は身の回りの無駄だけでなく、普通に大切なことも切り捨てて、本当に大切なことにフォーカスする重要性を説いています。
何かを成し遂げたい、その方法を知りたい方はぜひ読んでみてください。
あらすじ
現代は、選択肢が多すぎて「なんでもやろう」としてしまいがち。しかしそれでは、エネルギーが分散してしまい、本当に大事なことに力を注げなくなります。著者はこの本の中で、「やらなくていいこと」を見極めて捨て、「今、本当にやるべき1つのこと」に集中する“エッセンシャル思考”の重要性を、具体的な実例や習慣づくりの方法とともに紹介しています。
おすすめポイント
人間のもつエネルギーはとてつもないものがあります。しかしその対象が分散してしまうことで1つにかけられるエネルギーも小さくなってしまいます。限られたリソースをどこに割くか、大切なのが、「断る勇気」や「余白をつくること」、「努力の方向を間違えないこと」です。
これらについて詳しく知りたい方はぜひ本を購入して読んでみてください。
まとめ
世の中には有益な本がたくさんあります。
その中でも特に最高に価値があると思った5冊を紹介しました。
よりよい人生にするために、読書を通して、自分を変えてみませんか?
<aside>
- 嫌われる勇気
- 7つの習慣
- 自分の中に毒を持て
- DIE WITH ZERO
- エッセンシャル思考</aside>