よくある筋トレのデメリットとその真相
みなさんこんにちは。
3度の飯と筋トレが大好きまちょたまです。
筋トレに興味はあるけど、「体がゴツくなりすぎるんじゃないか」「動きが鈍くなりそう」など、始める前に不安を感じている方はいませんか。
筋トレをおすすめすると、「マッチョになりたくない」などのデメリットを挙げて断られることがよくあります。
実際、筋トレには多くのメリットがある一方で、「デメリット」として語られることもあります。しかし、そのほとんどが誤解や思い込みにすぎません。
この記事では、よくある筋トレのデメリットに関する疑問をひとつひとつ解消していきます。
筋トレを始めたいけど迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
筋トレするとゴリマッチョになって服が着れなくなる?

これは多くの人が持つ典型的な誤解です。
でも実際には、週に数回のトレーニングと普通の食事で“ゴリマッチョ”になることはほぼ不可能です。というか、ステロイドなどの筋肉増強剤を使っても厳しいレベルです。
ボディビルダーのような体になるには、年単位のハードなトレーニングと徹底した食事管理、そして場合によっては専門的な指導や薬剤の使用が必要です。
つまり、一般人がちょっと筋トレしただけでは、あんな身体にはなりません。
皆さんは趣味のランニングをしてオリンピックで金メダルを獲得することを心配しますか?しませんよね。
それだけ、マッチョになることは大変なのです。安心しましょう。
むしろ、筋トレによって体が引き締まり、姿勢が良くなり、どんな服もスマートに着こなせるようになります。
スーツやTシャツをかっこよく着たいなら、筋トレはむしろ必須です。
筋トレすると体が硬くなる?

「筋肉=固い」というイメージはありますが、実は正しい筋トレは柔軟性を損ないません。
むしろ、可動域を意識したトレーニングをすることで、体の動きはスムーズになります。
ダンベルやケーブルを使ったトレーニングでは、筋肉が伸びる範囲までしっかり動かす必要がありますし、終わった後にストレッチを取り入れることで、体はしなやかさを保ったまま筋力もついていきます。
実際、プロのアスリートやダンサーも筋トレを取り入れています。
柔軟性を損なうどころか、パフォーマンス向上に役立っているのです。
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手もゴリゴリのマッチョですが、ものすごく柔軟性があることで有名です。
筋トレすると動きが鈍くなる?

「筋肉が重くなって動きが悪くなるのでは?」という不安もあるかもしれません。しかし、これも誤解です。
筋トレによって筋肉の出力が高まると、瞬発力や俊敏性、バランス感覚が向上します。
その結果、動きはむしろシャープになり、日常生活の動作もスムーズになります。
特にスクワットやジャンプ系のトレーニングは、瞬発力や脚力の強化に直結します。
トップアスリートが筋トレを積極的に取り入れている理由はここにあります。
陸上の100m走決勝を見たことありますか。
全員ものすごい筋肉をしています。
筋トレすると身長が伸びなくなる?

これは成長期の子どもや親御さんからよく聞く心配ですが、現代のスポーツ医学では否定されています。
正しいフォームで無理のない重量でトレーニングすれば、成長に悪影響はありません。
むしろ、骨密度が高まり、姿勢も良くなることで健康的な成長をサポートします。
ただし、成長期の子どもが重すぎるウエイトでトレーニングするのはNG。年齢に応じた内容とプロの指導が重要です。
腕立て伏せや自重でのスクワット程度でしたらなんの問題もありませんし、むしろやるべきとも言えるでしょう。
筋トレは疲れるしストレスが溜まる?

実はその逆です。筋トレをすると、「エンドルフィン」という幸福ホルモンが分泌され、ストレスが軽減される効果があります。
筋トレをすると「なんだか気分がスッキリする」「ストレスが軽くなった気がする」と感じたことはありませんか?
これは“エンドルフィン”という脳内物質が関係しています。エンドルフィンは、脳が分泌する「幸福ホルモン」とも呼ばれるもので、自然と気分を高め、痛みを和らげてくれる働きがあります。
わかりやすく言えば、エンドルフィンは“自分の中のご褒美ホルモン”。筋トレやランニングなどの運動をすると、このエンドルフィンが分泌されて、心が前向きになったり、ストレスが軽減されたりするんです。
また、「疲れるから嫌だ」と思っている方ほど、筋トレを生活に取り入れることでエネルギーに満ちた毎日を送れるようになることも多いです。
筋トレはお金がかかる?

確かにジムの月会費やプロテインなどにはお金がかかりますが、自宅での自重トレーニングや簡単な道具で始めることも可能です。
プロテインも必ずしも必要ではなく、普段の食事をバランスよく整えるだけでも十分に成果は出ます。
むしろ、筋トレによって健康維持できれば、将来的な医療費を抑えることにもつながります。
「お金がかかる」のではなく、「未来への投資」として考えるのが筋トレです。
まとめ:筋トレの“デメリット”は、実は誤解が多い
筋トレにまつわる“デメリット”として語られることの多くは、実際には誤解や偏った情報にすぎません。
正しい知識と無理のない範囲での継続を意識すれば、筋トレは見た目だけでなく、健康・精神面・生活全体の質を向上させる最高の習慣になります。
始める前に悩んでいる方も、まずは週1回から、軽い自重トレーニングでも構いません。小さな一歩が、大きな変化につながります。
ぜひ筋トレを始めてよりよい人生を掴み取りましょう。