「留学する=英語を学ぶこと」と思っていませんか?
もちろん、英語力を伸ばすことは留学の大きな目的のひとつです。でも本来の意味でのSTUDY ABROAD(海外留学)は、もっと広い視野での「学び」を指しています。
留学=人生ごと異文化に飛び込むこと

僕は2025年、フィリピン・セブ島に約2ヶ月の留学をしました。目的は英語力の向上……のつもりだったんですが、実際はそれ以上の経験が待っていました。
現地の人と話し、異文化に触れ、日本の"当たり前"が通用しない場面に何度も直面。そんな環境の中で、「自分は何を大事にしたいのか」を何度も問い直す日々でした。
生活そのものが"学び"。
正直、英語の勉強だけなら日本でも十分できると痛感しました。
英語は「手段」にすぎない

言葉はコミュニケーションのツールにすぎません。
本当に大事なのは、その言葉を使って何を感じ、考え、行動するか。
例えば、現地のカフェでお客さんと話したり、英語を使って店員さんと信頼関係を築いたり。こうした体験は、日本での"英語学習"だけでは絶対に得られません。
英語だけなら日本でも学べる時代

今はオンライン英会話や動画、アプリが充実していて、日本でもかなりの英語力をつけられます。
実際、僕も留学前に日本で徹底的に文法や単語を勉強しておいたおかげで、セブ島での生活を"英語を使って"楽しむことができました。
だからこそ、わざわざ留学するなら「英語だけ」で終わらせないほうが、断然コスパがいい。
留学を効果的に過ごすために:日本で基礎を固める

「英語を現地で伸ばせばいいや」と思って渡航すると、生活するだけで精一杯になってしまうこともあります。
僕の周りにも、英語が全然話せず自信を失い、ほとんど話さずに帰国した人が何人かいました。
だからこそ、留学前に日本で英語の基礎を固めておくことがカギ。
僕自身、留学前にIELTSの対策をして6.0以上のスコアを目指して勉強しました。最低限の英語力があったおかげで、授業内容も理解でき、現地の友人との会話も楽しめました。
さいごに
留学は「英語を学びに行く旅」じゃなく、「英語を使って世界を学びに行く旅」
その意識の違いが、留学の価値を大きく左右します。
英語はあくまで、広い世界へのパスポート。
その先にある景色を、自分の足で見に行きませんか?